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2016年10月、ひょんなことから突然予定外で八代の釈迦院へお参りして来ました。
PPK(ぴんぴんころり)、
ぴんぴん元気で、逝くときは、コロッと、
高齢者の飲み会で、よく話題となるこのPPK。
釈迦院はこのPPKでも有名。
信仰すれば、長わずらいすることがないとの事で「ぽっくり寺」とも呼ばれています。
九州随一の零場としても有名でかって「西の高野山」ともいわれたとか。
熊本県八代市泉町と下益城郡美里町の境に位置します。
前夜半、豪雨による土砂災害警報が携帯で鳴り響いた後だけに、
翌日、雨は止んだとは言っても、気になる気象状況の中でした。
アップダウンと曲がりくねりが入り混じった車1台通るのが
やっとの断崖に造られた狭い道、さらに濃霧でライトをつけても
数メートル先は視界不良でした。
さらにさらに路面は前日の雨で、川のような状態。
緊張しながらも何とか走り着きました。(運転は地元に住む義理の弟)
無事ついて、ホットしましたが、関東の人間にとって、
滅多にない機会でしたので参拝できてよかったです。
この釈迦院には、別の有名な登り口もあります。
政府の「日本一づくり運動」に呼応し当時の熊本県知事 細川護熙 知事の時に、
「釈迦院御坂遊歩道」として3,333段の石の階段 が整備されました。
それまでの山形県の羽黒山の2,446段を抜いて日本一の段数となりました。
長さは2.9kmあります。
階段入口 標高 240メートル (階段数: 0 段目)
階段終着 標高 860メートル (階段数:3,333 段目)
ここから釈迦院までは、表参道をさらに1.1キロメートル徒歩となります(この間トイレなし・要注意)
釈迦院本殿 標高 904-910メートル
大行寺山 標高 957メートル
石段に世界各国の名石を使用していることが特徴で、熊本県の熊本石をはじめ、
中国、韓国、インド、ロシア、アメリカ、ブラジル、南アフリカ産の石も使用されております。
(出典:ウィキペデイアなど)
今回は、この階段からではなく本殿近くの駐車場まで断崖の山道を車で直行しました。
通常なら、天草や八代平野が一望に見渡せ、それも有名なのに今回はガスで
全く見ることができませんでした。
写真はみんなガスで曇っていました。
最後の写真は登山入り口近くの宮原町の立神峡の竜神橋(吊り橋)です。
ここはもう霧は晴れていました。
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