「日立の桜」7分咲き(4/1)・・・ 日立さくらまつり・・・あわただしく、しかも前倒し・・・ライトアップ開始。 あ〜あ。「明日ありと思う心の仇桜・・・」 今日(4/3)、太平洋沿岸は大時化。 交通も所々で麻痺。 4/1に日立の桜を見てて正解だった。
ところで「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」 親鸞聖人が九歳の時に詠まれた歌とか・・・。 親鸞聖人は九歳で出家をされました。 聖人は貴族の出身でしたが、下流貴族で、 父母を亡くし生活にも困窮していたといわれています。 出家の動機は今では想像するほかありませんが、 その時のエピソードとして、こんな話しが伝えられています。 聖人が得度(僧侶になること)するために青蓮院の慈円和尚のもとを訪れた時、 すでに夜は更けていました。得度には時間もかかりますし、 たくさんのお弟子を集めなければなりません。 「もう遅いから明日にしよう」といった慈円和尚に、 わずか9歳だった親鸞聖人は和歌を詠んで答えたといいます。 明日ありと 思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは 「この世は無常であり、今を盛りと咲く桜が夜中の嵐で散ってしまうかもしれません。
同じように、私の命もいつなくなってしまうかわかりません。 どうか、今ここで得度の儀式を執り行って下さい」という聖人のそのことばに心打たれ、 慈円和尚はすぐに得度の手配をされたということです。 |
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