赤穂浪士が江戸は本所松坂町の 吉良邸に討ち入ったのは 元禄15年12月14日の 深夜から翌未明にかけてであった。 江戸は雪が降っていた。 討ち入りは15日、あるいは16日に各地にへ 伝えられたのではないか。 「吉良殿が討たれました。折から江戸は雪でした」 という漱石の句、そのニュースを伝える文体だ。
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こんにちは、ゲストさん
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赤穂浪士が江戸は本所松坂町の 吉良邸に討ち入ったのは 元禄15年12月14日の 深夜から翌未明にかけてであった。 江戸は雪が降っていた。 討ち入りは15日、あるいは16日に各地にへ 伝えられたのではないか。 「吉良殿が討たれました。折から江戸は雪でした」 という漱石の句、そのニュースを伝える文体だ。
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お久しぶりです。また個人的に意見を言いますが、この句は語感が悪すぎ。
リズムに乗れず、つんのめる感じでした。
「うたれぬ江戸」の表現では「討たれなかった江戸」になるのでは?
違う言葉で言うと「吉良殿の討たれたる江戸」と言いたかったのでしょうが「討たれたり江戸」の表現をしているのでは?だからゴロが悪く思えます。
以上、あくまでも個人の感受性観点。そのうち文法の正誤、調べてみます
[ 柳に燕 ]
2013/12/15(日) 午後 3:17
返信する柳に燕さん、
ご無沙汰しています。
コメントをいただけるなんて想像もしていませんでした。
体調復活、おめでとうございます。うれしく思います。
「ぬ」がつんのめらせたようですね。
私も時々この「ぬ」でつんめって来ました。
だから今回はつんのめりません。
「ぬ」が完了形だからです。
何もかも始まったばかりで、「何物かが生まれて来つつあるかのよう」な
希望のひとときに、不意にどこからともなく、風が立ったのである。
風たちぬ、いざ生きめやも
古文では討たれたを意味する「ぬ」と解釈しました。
2013/12/17(火) 午後 8:12
返信する俳人木村和也の句
「とある夜の葱はひそかに傷つきぬ」
この句の 「ぬ」 も・・・否定形ではなく過去形。
2013/12/18(水) 午前 11:52
返信する無風さん
そう否定「ず」の連体形のヌではなく、完了の助動詞「ぬ」。
<吉良殿は討たれてしまいました><江戸は雪の中でした>。
<吉良殿が討たれた江戸>と繋げるのは文法上は間違い。しかし、吉良殿ガ討たれました。江戸は雪の中でした」。ではつまらない句になるので、敢えて繋げるような流れを出したということにしましょうか。
[ 柳に燕 ]
2013/12/18(水) 午後 3:32
返信する討たれたで終わる完了の助動詞「ぬ」はあるが、
それを江戸まで修飾させて<吉良殿が討たれた江戸>と
繋げてしまうと文法上はこの「ぬ」間違いということですね。
「つんのめる」感じの意味、やっと了解しました。
夏目漱石も分かっていてあえて繋げるような流れを
出したんでしょうかね。
完了の「ぬ」ですよと強調した分かりきったコメント、
何度も大変失礼しました。
2013/12/19(木) 午前 11:37
返信する無風さん、お手数をおかけしました。
稔典さん解説の「ニュースを伝える文体」という意味がやっとわかりました。<吉良殿は討たれました><江戸は雪の中でした>の解釈で正しかったのです。シーザーの「来た 見た 勝った」と同じ。
[ 柳に燕 ]
2013/12/21(土) 午後 9:26
返信する吉良殿の・・・「の」がどうしても江戸まで繋いでしまうんですが。
いっそのこと
「吉良殿は討たれぬ江戸は雪の中」
とスパッと詠んだらどうだったでしょうかネ
これでは
文法上は正しいけど、俳句的にはつまらない?
ということでしょうか。
いろいろ勉強になりました。拝謝。
2013/12/22(日) 午前 11:08
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