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腸に春滴るや粥の味

■ 夏目漱石
腸に春滴るや粥の味
はらわたに はるしたたるや かゆのあじ
≪ 解説 ≫
「柔らかな粥の流動性と
ぼんやりとした春のイメージが
体の奥の奥へと染みこんでいく。

病み上がりならば、
やっと喉を通って行ったお粥に
物を食べられ喜びをひしひしと
感じていることだろう」(滝波貴史)。

以上は
「漱石・東京百句」(創風社出版)
における今日の句の鑑賞。

この本、昨日の句の作者三宅やよいと
私が共編した。
坪内稔典.(俳号:ねんてん
毎日新聞(季語刻々・2014・03・16)より


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