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◆ 湖面に映るが如く ◆

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■ 小西 来山 (らいざん)
行水も日まぜになりぬ虫の声
ぎょうずいも ひまぜになりぬ むしのこえ
≪ 解説 ≫
涼しくなって行水するのが1日おきになった。

その行水のとき、まわりは虫の声が
いっぱいだ、という句。

行水の夏から虫の声の秋へと移る
季節感を詠んでいる。

来山と同時代の上島鬼貫(オニツラ)にも
「行水の捨て所なき虫の声」
がある。

秋口、江戸時代の人は虫の声のなかで、
すなわち庭先などで行水をしていたらしい。




坪内稔典.(俳号:ねんてん
毎日新聞(季語刻々・2014・08・30)より




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