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◆ 湖面に映るが如く ◆

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■ 正岡 子規
喰い尽くして更に焼きいもの皮をかぢる
くいつくして さらにやきいもの かわをかぢる
≪ 解説 ≫
昨日の句の「焼栗(ヤキグリ)」は秋の季語だが
「焼き芋」は冬の季語。

こういう場合、私はちょっと困る。

同じ季節でもよいのじゃないか、
と思ってしまうから。

でも、「焼き芋」は冬、
そして
明日はもう立冬だ。

ともあれ、今日の子規の句はいいなあ。

私も、たとえばカステラの底の紙を歯でしごく。
カステラの極上の味が付着しているから。



坪内稔典.(俳号:ねんてん
毎日新聞(季語刻々・2014・11・06)より



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    藁や籾殻を燃やした後の「おき」で焼いたサツマイモが最高でした。
    晩秋、あるいは初冬の月明かりの夜、影踏みをしながら焼き上がりを待って、おきにあたりながら、時には炬燵に入って食べるのです。

    皮をかじると言うより、焦げた端っこまでも食い尽くすと言ったところでしょうか。

    [ タケチャン ]

    2014/11/6(木) 午後 4:10

    返信する
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    「焼き芋の食べごろ待ちて月影踏み」

    やあ、なんだか俳句になる風景ですね、

    本当に籾殻の火は「焼き芋」に最高です。

    〜 無風 〜

    2014/11/6(木) 午後 9:57

    返信する

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