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◆ 湖面に映るが如く ◆

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■ 正木 ゆう子
揮発せむばかり牡鹿の駆け抜けし
きはつせぬ ばかりおじかの かけぬけし
≪ 解説 ≫
動物の多くは冬の季語だが、
鹿と猪は秋の季語。

鹿が秋の季語なのは、秋が鹿の交尾期であり、
交尾期特有の鳴き声や行動が人々の心を
引きつけたから。

「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の
 声聞く時ぞ秋はかなしき」

(芭蕉)などがその例。

もちろん、揮発しそうに走るゆう子の
牡鹿も恋の鹿。



坪内稔典.(俳号:ねんてん
毎日新聞(季語刻々・2014・11・12)より



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