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◆ 湖面に映るが如く ◆

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■ 波多野 爽波 (そうは)
手が冷た頬に当てれば頬冷た
てがひえた ほおにあてれば ほおひえた
≪ 解 説 ≫
「冷た」は冷たいよ。
手が冷たいなあ、おお、頬も冷たいよ、と
たとえば父が子に触れている感じ。

もちろん、恋人たち、
あるいは夫婦のこととして
読んでもよい。

この句、万葉集の次の東歌(アズマウタ)を
連想させる。

「稲搗(ツ)けばかかる我(ア)が手を今夜(コヨイ)もか
 殿の若子(ワクコ)が取りて嘆かむ」

「かかる我が手」は
あかぎれのできた私の手。

若子は若様。


選者・解説は、坪内稔典(俳号:ねんてん)氏
毎日新聞(季語刻々・2015・01・27)より

ご参考→ ■ 現代俳句協会ホームページ

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