地上デジタル放送の規格には、「日本」「アメリカ」「ヨーロッパ」の3つの方式がありますが、 「日本方式」は、移動中でも電波の受信が良好で、携帯向けのいわゆる「ワンセグサービス」が できることが特徴です。 海外では、これまでに南米のブラジル、ペルー、それにアルゼンチンが日本方式を採用していますが、 4か国目として、新たにチリでも採用が決定しました。 チリでは、来年の3月から、順次、地上デジタル放送を開始したいとしています。 これについて、佐藤総務大臣は「南米各国で日本方式の採用決定が続いていることを喜ばしく思う。 チリでの地上デジタル放送の円滑な導入に向けて、技術協力や人材育成などの支援を実施していくと ともに、今後とも日本方式の海外普及に向けて取り組みたい」という談話を発表しました。 総務省によりますと、チリが採用を決めたことによって、南米では、人口のおよそ72%に当たる、 およそ3億7000万人が、日本方式の地上デジタル放送を楽しめるようになるということです。 [動画出典:チャンネル・Monet5706さん]
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