これ用の専用カメラがないので、4枚に微妙な視差をつけるのがまず手作業。 W3カメラの連写機能を使い、息を殺しながら僅かづつ被写体をずらす。 やってみるとこれが至難の業。とにかく手振れでカメラが上下左右お構いなしに 向きを変えるのです。思った以上に動くのでした。 へんな格好だったのでしょうね。周りからの視線を感じました。 パソコンでの処理も容易ではありませんでした。 4枚の隣りあわせの写真が同方向・同程度の視差で どこも平行視配置でなければなりません。 どの1枚をいじっても他の3枚に影響します。 従って、ソフトに画像を取り込んでは、あーでもないこーでもないでした。 4枚のサイズや4枚の位置合わせ、1枚1枚、結構面倒でした。 それでも、立体平行視出来た時は、それなりにホットしました。 手作業なので立体の深度のバラツキは仕方ありません。 気になりますが今のところ、残念 !!ってとこです。 本ブログのタイトル画像に使ってみたくて試みました。 950pxの全幅が立体画像に見えるのが面白いです。 4画像のどの隣りあわせも平行視配置にするというのがミソです。 (A、B、C、D4枚の画像のAB、BC、CDいずれもLR配置) 縮小して以下に表示てみます。 これは画像が小さいので立体視し易いと思います。 新幹線などの高速移動体のムービー画像から裸眼立体視画像を 作成できたこととが、うれしいです。
(平行視↓。● 印が重なるように見る) ![]() ![]() W3の連写機能を利用し視差を意識して画像抽出(六角堂) ![]() ![]() ムービー画像より、視差のある4画像抽出 (宮島・厳島) ![]() ![]() ムービー画像より、視差のある4画像抽出 (宮島・厳島) ![]() ![]() 新幹線からの車窓風景ムービーより抽出 道路形状相違で視差明白 ![]() ![]() 常磐線特急ひたちからの車窓・ムービーより抽出 遠近感拡大過ぎ? ![]() ![]() 新幹線からの車窓風景ムービーより抽出(京都駅付近)モヤモヤが立体で都市に ![]() ![]() 新幹線からの車窓風景ムービーより抽出 ![]() ![]() 新幹線からの車窓風景ムービーより抽出 ![]() ![]() 新幹線からの車窓風景ムービーより抽出 (画像4枚とも時計方向に1度回転・建物を垂直にして配置) ![]() ![]() 新幹線からの車窓風景ムービーより抽出 ![]() ![]() 常磐線特急ひたちからの車窓・ムービーより抽出 【関連記事へリンク ↓ 】 ■ 使用カメラ :FinePix REAL 3D W3 (メーカー:富士フイルム) ■ 3D編集ソフト:むっちゃんのステレオフォトメーカー (ホームページビルダーのウエブア−トデザイナーで画像の切り貼り) ■ 平行視の見方 :参考ページ 、
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この記事に
面白いことを考えましたね。
視差のある画像を複枚同時に撮って短冊状に切り、これを順番に並べ、かまぼこ形レンズを重ねたものがレンチキュラー式立体写真です。この方式では、5枚が効果的と言われていますが、富士フィルム方式では使用する画像は2枚、2000年にサービスを終了した「フィルム付き3D カメラ」では3枚でした。これだと誰でも簡単に見る事が出来ます。
枚数が多い方が立体効果は大きいのですが、水平方向の解像度が落ちるのであまり増やせません。
レンチキュラーレンズは、結構高価なのと、これ用のソフトがあるのですが、現在どうなっているか未確認です。以前やったときは結構難しかったです。
フィルム用の3眼カメラは所有しています。
[ タケチャン ]
2015/1/12(月) 午前 0:48
返信する記事を投稿し終えたと思ったら、もうコメントが入っていました。迅速というか、余りの速さに脱帽です。また大変な博学で、勉強になります。感謝しています。
タイトル画像をいじっていましたら、単なる名画や写真より、950pxの幅を利用して、2種類の立体画像をと思いましたが面白みがない。4画像の隣りあわせが同程度の視差を持った平行視画像のセットにしてみたらと思いました。1列4眼カメラがあるといいんですが、もうすこし今のやり方をブラシュアップして見ます。
レンチキュラーとか3眼カメラとか本当に多趣味ですね
2015/1/12(月) 午前 10:27
返信する> 〜 無風 〜さん
奇遇というか、ついているというか、無風さんのブログを見た後で、4眼カメラが手に入りました。フィルム用ですので、今更ですが、いたずらは出来そうです。後ほど記事にします。
[ タケチャン ]
2015/1/13(火) 午後 3:07
返信するえ〜ッ、そんなの有り?。
有りッこ無しと思いながら4眼カメラと言ってしまいました。
まさに、奇遇ですね。どんな目的で製作されたのでしょうかネ。
また、よく手に入りましたね。
とにかく、早くいたずらをしてください。
記事を待っています。
2015/1/13(火) 午後 4:41
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