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◆ 湖面に映るが如く ◆

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偉人の名言集【181】

http://www.geocities.jp/douki_37m1/blg/ph141104_03.gif
    (文中使用の画像↓はyahooの画像検索からのコピペです)



■ 金子 みすゞ
     ◇出典 http://blogs.yahoo.co.jp/e_dream21/35977841.html

ACジャパン CM こだまでしょうか

◇出典:Youtube:チャンネル:dubianyazz さんの動画


イメージ 1 「遊ぼう」っていうと
 「遊ぼう」っていう。

 「馬鹿」っていうと
 「馬鹿」っていう。

 「もう遊ばない」っていうと
 「遊ばない」っていう。

イメージ 2
 そうして、あとで
 さみしくなって、

 「ごめんね」っていうと
 「ごめんね」っていう。

 こだまでしょうか、
 いいえ、誰でも
イメージ 3

-公益社団法人ACジャパンHPより引用-
たった一言で、人は傷つく。たった一言で、人は微笑む。
自分がやさしく話しかければ、きっと相手も、おだやかに答えを返してくれる。
ことばは、人から人へ「こだま」します。
この広告が、人と人のやさしい会話のきっかけになることを願いを込めました。

◆第64回広告電通賞 テレビ広告公共部門 優秀賞
◆ユーキャン新語・流行語大賞 トップ10

-矢崎節夫 著「みすゞコスモス2」より引用-
「こだまでしょうか」を読むと、本当にそうだな、と思います。
人と人、人と自然、私たちの世界はすべて「こだま」で成り立っているのです。
「こだまとは、こちらの存在を丸ごと受け入れて返してくれる行為」です。
そして、返ってくる時は、半分の大きさになって戻ってくるのです。

幸いなことに、かつて私たちはこだましてくれる大人に囲まれていました。
「痛い」といったら、「痛いね」といってくれる、お父さん、お母さん、
おじいさん、おばあさん、先生でした。
痛い時に、「痛いね」といってくれたおかげで、
私の痛さはいつの間にか半分になったのです。
さらに、「痛いね、痛いね、かわいそうだね」と繰り返し、
こだましてくれ、こころに添ってくれたおかげで、
私の痛さはいつの間にか消えていったのです。
「痛いの、痛いの、飛んでいけ!」という呪文も、
まず丸ごと受け入れてくれて、初めて効果を発揮できたのです。

今は、どうでしょうか。
小さい人たちは、こだまをしない大人によって囲まれている、そんな気がします。
「痛い」といった時、「痛くない」という大人が増えました。
否定することで、痛みは消えると思ってしまったのでしょう。
「このお父さんなら、このお母さんなら、
愛してくれると思って生まれてきた子どもたち」です。
この愛してくれるべき大人から、「痛くない」と否定された時、
その子の痛さはどこへいくのでしょうか。

痛さやさびしさやかなしさを入れる、こころの中にある器に、
そのまま入れるしかないのです。
そして、とても残念なことに、
この器が中学生ぐらいでいっぱいになってしまう人がいるのです。
そうすると、新しい痛さやさびしさ、かなしさに出合った時、
器にはもう入れられないので、一度、その器をひっくり返して、
からにしなければならないのです。

このからにする行為が、
「なんであんないい子が、あんなことしたんだろう」とか、
「あんないい子が、あんなことをいうんだろう」と、
大人が驚くような行動や発言になるのでしょう。
それなのに、私たち大人は、「時代が変わった」とか、
「世の中が変わった」と、まるで自分とは関係がないかのようにいうのです。
でも、時代を変えたのも、小さい人たちではありません。私たち大人なのです。

一番大切な人たちに「こだます」ことを忘れ、一方的に否定することで、
痛みをそのまま置いてきたことにも気づかずにいる私たち大人が、
小さい人たちを追いつめてきたのです。

だからこそ、みすゞさんは、今、甦ってくれたのでしょう。
小さい人たちのためだけでなく、いえ、私たち大人が、
忘れてきてしまった大切なことを思い出すために、
みすゞさんは甦ってくれた、そんな気がします。

- 雑 感 -  (e_dream21さん)
私は最後の一節がとても心に刺さります。
相手の言葉にこだまし合うことで、相手の気持ちと響き合い、
寄り添うことができる、それは誰でもできるのだよ!
そういう意味がこめられているのだと思います。
私は言葉を大切に扱っているだろうか・・。日々修行です。(-.-)

■ 金子 みすゞ
大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人。
大正末期から昭和初期にかけて、
26歳の若さでこの世を去るまでに512編もの詩を綴ったとされる。
1923年(大正12年)9月に
『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』の4誌に
一斉に詩が掲載され、西條八十からは若き童謡詩人の中の巨星と賞賛された。
◆画像出典:詩のある暮らし Blog
◆参考記事:山陽山陰の旅 金子みすゞ記念館







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