ある新聞社に取り上げられた「ブログ友の活躍」に関する記事です｡（2011･4･16）
（画像を４倍に拡大し文章を読み取りました）
再会 世界はひとつ
きょう開催 温かな作品､ 輝く ”一日に ”
闘病の師へ 『夢』 恩返し
米国在住女性 宇治でイラスト展
夢を応援してくれた短大時代の先生｡
そんな生涯の師は､
闘病生活を送っている｡
｢先生に元気になってもらいたい｣｡
願いを抱く米国在住の女性が､
恩師が暮らす宇治市内で､
たった一人のための
イラスト展を企画した｡
師は教え子に伝えた｡
「私ひとりで鑑賞するよりも､
多くの人々に
作品を愛でてほしい」｡
太平洋を挟んで
重なり合った２人の心が
一日限りの作品展として
きょう１６日､花開く｡
作品展を開くのは米国カリフォルニア州ハンティントンビーチに住むＴ子さん｡
国内の短大を卒業後､28歳で渡米し､イラスト作家として第一歩を踏み出した｡
幼い頃から「海外」への憧れを抱いていた｡短大で留学を志したが､周囲から反対された｡
そんな時､励ましてくれた人がいた｡短大時代の教務部長､Ｓ・Ｕさん(79)だった｡
英語の教材のこと､両親と話をしてもよいとの申し出｡
学生時代の留学は叶わなかったが､就職後も情熱は萎えなかった自身に、大きな力をくれた｡
Ｔ子さんは渡米し､幅広い年齢層の学生を受け入れる当地の市民大学に留学｡
授業と学内の託児所でのボランティアを両立していた際､課題で手がけたイラストが大きな
反響を呼んだのを機に､芸術の勉強に打ち込み02年から本格的にイラストを描き始めた｡
郷里の病院での作品展示や絵本の自費出版など､活動は軌道に乗った｡
そんな折､昨年11月に母校を介してＳ・Ｕさんと久しぶりに連絡を取り､近況を知った｡
Ｓ・Ｕさんは大病を患い､複数回の手術で克服した｡現在は免疫治療などで安定している｡
｢先生に元気になってもらいたい｣｡頑張っている姿で喜んでもらいたい､恩返しにーと
･･･この間､画像からは文章を読みとれず内容省略･･･
一時帰国しＳ・Ｕさんと卒業以来19年ぶりの再会を果たしたＴ子さんは
｢今､やりたいことを見つけ､頑張っている姿を見てもらいたい｡こんな状況(震災)の時だけど､
イラストを見てほっとしてもらったり､誰かの心を癒すことができたら｣と話す｡
Ｓ・Ｕさんは｢教師冥利に尽きます｡少しでもお役に立てたことがうれしい｣と喜びをにじませ､
来場者に｢世界はひとつ｣の言葉を実感してもらえたらーと期待している｡
イラスト展「ＲＥＵＮＩＯＮ 再会」は宇治市広野町西裏の同社省エネ館で16日午前11時から午後３時｡
動物のキャラクター画など｡心温まる約70展を紹介する｡入場無料｡
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