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◆ 湖面に映るが如く ◆

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■ 与謝 蕪村
冬の夜や古き仏を先づ焚かむ
ふゆのよや ふるきほとけを まづたかむ
≪ 解説 ≫
あまりにも寒いので、
古い仏像から焚いて
暖をとろう、という句。

仏像のほかに焚くものが
なくなったのだろう。

物騒というか
罰が当たりそうな句だが、
もちろん、

「古き仏を先づ焚かむ」

は比喩。

仏像を焚きたいくらいに寒いのだ。

唐の丹霞天然禅師に、
木仏を焚いて暖をとった、
という故事がある。

蕪村はその故事を踏まえた。
坪内稔典.(俳号:ねんてん
毎日新聞(季語刻々・2014・01・11)より


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