神様が人間に与えてくれた大事故防止のチャンス
本当に、皆さんご無事でよかったですね。 40分位の飛行予定のところ、着陸飛行場の上空を2時間以上も旋回しながら、着陸を待つ不安な気持ち、 想像すると、ゾッとします。 激しく火花を散らしながらのこのビデオの着陸シーンは、本当に、見ているだけで恐ろしいですね。 徹底した再発防止を早急に実施して欲しいものです。 毎日新聞の今日の朝刊の余禄が参考になります。 ≪ 余禄 ≫ 今日の航空機や列車事故、工場災害の8割以上は「ヒューマンファクター」、つまり人為的要因による事故と言われる。そうかもしれないが、神様は事故を防ぐのに人の優れた技を用いることもあろう。きのう、何千万もの目はテレビ中継でその瞬間を見届けた。 ▲機種底面から火花が何度も滑走路に散った時は誰しも息をのんだ。それがやがて機体の静止とともに歓声や拍手となって一気にはじける。前輪を欠いた全日空機は専門家が「理想的」評する胴体着陸を成功させ、一人のけが人も出さなかった。 ▲乗員の手腕も、乗客の沈着も、機上ではすべてのヒューマンファクターが運命の勝利者だった。ならばいったい「下りなかった前輪」の背後に潜むどんなヒューマンファクターが乗客・乗員60人もの生命を、国民注視の危地に追い込んだのだろう ◆問題の全日空機はボンバルディアDHC8型というカナダ製の機体で、YS11の後継機として他社も含めて地方路線で22機が運行されていたという。気になるのはここ数年来、その同型機で車輪やプロペラのトラブルが相次いでいたという話である。 ▲こうなると頭をよぎるのは、1件の事故の背景には29件の小事故があり、さらにその背後に300件の事故寸前のヒヤリとする出来事が潜んでいるという「ハインリッヒの法則」である。度重なるトラブルは、大きな事故への警告とみなして徹底的な調査に取り組まねばならないだろう。 ▲国土交通省は胴体着陸を「航空機事故」と認定し、同型機の運行停止と点検を指示した。確かに2時間も恐怖を味わった乗客乗員にすれば「ヒヤリ」程度の話ですまされない。これぞ神様が人間に与えてくれた大事故防止のチャンスと考えることだ。 出典 : 毎日新聞 3/14日 記事 |
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何度みてもヒヤヒヤ、ドキドキ、よ〜く守られましたね。機長さん初め乗務員みなさんに感謝ですね。乗客の方たちもよ〜く平静を保ちましたね。全員で守った安全なんでしょうね。それに致しましても、無風さんのイメチェン!!!
2007/3/15(木) 午前 10:05
返信するからし種さん、こんにちは、皆さん助かる運命をお持ちだったと思います。私も神(自然)に感謝し、生かされている間、あるがままを満喫したいと思います。・・・イメチェンではありません。素晴らしいブログに出会う度に、感化され、己が固まらないうちに流されています。それも良しとします。あなたのブログも凄く綺麗。心使いがうれしく伝わります。楽しませていただいています。
2007/3/15(木) 午前 10:47
返信する有り難う御座います。本当に神様のお取り計らいでパソコンをやっとしています。これが嬉しくて堪らないのです。ですから、無風さんの高度な記事は読めないのです。スイマセンm(_ _)m
2007/3/15(木) 午後 0:50
返信するからし種さん、バーチャルな世界がなかったらコミュニケーションなんか取れませんでしたね。時代の良いところは、大いに活用させてもらいましょう。私もブログ名を偶然にも「日々是好日」で立ち上げようとしたいきさつが有ります。これって何かのご縁でしょうか。今後も大事にしていきたいと思います。宜しくお願いします。
2007/3/15(木) 午後 1:02
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